手に握る(読み)テニニギル

デジタル大辞泉 「手に握る」の意味・読み・例文・類語

にぎ・る

自分の所有とする。また、自分の支配下におく。「権力を―・る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手に握る」の意味・読み・例文・類語

て【手】 に 握(にぎ)

手中におさめる。自分の所有とする。また、自分の配下にする。
源氏(1001‐14頃)真木柱「おなじ巣にかへりしかひの見えぬかないかなる人かてににぎるらん」
源平盛衰記(14C前)三六気色誇りして、諸国の侍どもを手(テ)に握(ニギリ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android