精選版 日本国語大辞典 「手判」の意味・読み・例文・類語
て‐はん【手判】
〘名〙
② 江戸時代、江戸城大奥や女院御所などに通ずる門の通行手形。
※武家厳制録‐一・女院御所御条目・寛永三年(1626)一〇月四日「若六すき候はば、譬手判ありといふとも、とほすべからざる事」
③ 本人が署名した契約書。
※吉川氏法度(1617)三四条「一 借物者、互之手判次第、可二返弁一之事」
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