手見禁（読み）テミキン

デジタル大辞泉「手見禁」の意味・読み・例文・類語

碁・将棋で、自分の手を見せないこと。また、相手の出方を見てから自分の手をやり直すのを禁じること。待ったなし。てみせきん。
「千両の賭け―で座頭さし」〈柳多留・一九〉

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〘名〙囲碁・将棋などで、自分の手を相手に見せないこと。また、相手の出方を見てから自分の手をやり直すのを禁じること。てみきん。

※咄本・初音草噺大鑑（1698）七「私は世の中を手(テ)みせきんと観じましたと申せば」

※俳諧・続山の井（1667）夏中「花の期や風の手見きん石の竹〈政好〉」

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