手都合(読み)テツゴウ

デジタル大辞泉 「手都合」の意味・読み・例文・類語

て‐つごう〔‐ツガフ〕【手都合】

仕事順序。手はず。また、仕事の繰り合わせ。「手都合をして間に合わす」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手都合」の意味・読み・例文・類語

て‐つごう ‥ツガフ【手都合】

〘名〙 (「てつがい(手番)」の変化した語か) 仕事のくりあわせ。物事を行なう順序や手続き。てはず。
浄瑠璃神霊矢口渡(1770)四「若しも落人臭いやつが見へたら、烽火太鼓の手つがうを忘すれるなと」
歌舞伎法懸松成田利剣(1823)五立「ト舞台上下へ、子持筋高張りを二挺、手都合(テツガフ)よく差出す」
※改正増補和英語林集成(1886)「Tetsugō(テツゴウ)ガ ワルイカラ ノバシマス」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android