手風琴(読み)テフウキン

デジタル大辞泉 「手風琴」の意味・読み・例文・類語

て‐ふうきん【手風琴】

アコーディオン
[補説]書名別項。→手風琴

てふうきん【手風琴】[書名]

浅見淵の短編小説集。昭和17年(1942)刊行。表題作のほか「三等船室」「朝鮮旅館」などの作品を収める。

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精選版 日本国語大辞典 「手風琴」の意味・読み・例文・類語

て‐ふうきん【手風琴】

〘名〙 (accordion の訳語) 箱形蛇腹両側鍵盤ボタンを備え、手で蛇腹を伸縮させて空気を送り音を出す楽器。明治中期頃から用いられたアコーディオンの呼称
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉九「手すさびに手風琴をいぢめて居る」

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「手風琴」の意味・わかりやすい解説

手風琴
てふうきん

アコーディオン

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世界大百科事典(旧版)内の手風琴の言及

【アコーディオン】より

…手でふいごを操作しながら演奏する。手風琴ともいう。1821年ウィーンのブッシュマンC.F.L.Buschmannが発明し,29年に改良者のデミアンC.Demianがアコーディオンと名づけた。…

【コンサーティーナ】より

…気鳴楽器の一種。手風琴と呼ばれる。イギリス人ホイートストンCharles Wheatstoneが発明し,1829年に特許を取った。…

※「手風琴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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