才思(読み)さいし

精選版 日本国語大辞典 「才思」の意味・読み・例文・類語

さい‐し【才思】

〘名〙 才知のすぐれた考え。才能ある思想。また、才知と心ばえ。才情。
※六如庵詩鈔‐二編(1797)三・春晩「堪笑南風没才思、只将藍瀋千林」 〔南史‐褚裕之伝〕

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デジタル大辞泉 「才思」の意味・読み・例文・類語

さい‐し【才思】

才知のすぐれた考え。
「その子の―に応じたる職業に」〈中村訳・西国立志編

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普及版 字通 「才思」の読み・字形・画数・意味

【才思】さいし

才智心情。〔後漢書、文苑下、衡伝〕(劉)表、嘗(かつ)て人と共に奏をす。竝びに其の才思を極む。時に衡出でて(ま)た之れを見、開省未だ(あまね)からず、因りて毀(こぼ)ちて地に抵(なげう)つ。表、憮然(ぶぜん)として(おどろ)きを爲す。

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