デジタル大辞泉 「才覚」の意味・読み・例文・類語 さい‐かく【才覚】 [名](スル)1 すばやく頭を働かせて物事に対応する能力。知恵の働き。機転。「才覚のある人」2 工夫くふうすること。また、すばやく頭を働かせて物事を処理すること。「客の好みに合わせて料理を才覚する」3 あれこれ苦心して金や物を手に入れること。工面くめん。「才覚がつかない」「五〇万円ほど才覚する」4 学問の力。学識。才学。「和漢の―の足らぬにぞありけん」〈神皇正統記・後醍醐〉[形動ナリ]機転や才知のあるさま。「―な貧乏神」〈咄・御前男・三〉[類語]才気・才知・知力・才・能力・力量・能・才能・文才・手筋・手際・手腕・手並み・腕前 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例