打上る(読み)ウチアガル

デジタル大辞泉 「打上る」の意味・読み・例文・類語

うち‐あが・る【打(ち)上(が)る】

[動ラ五(四)]
低い所から高い所に上がる。「花火が―・る」
水中から陸上に上がる。
なみ砂浜を洗うて―・った藻草をもみ砕こうとする」〈寅彦・嵐〉
地位などが高くなる。また、ようすがりっぱになる。
「常の仇気無あどけない娘振とは―・って見える」〈風葉青春
気位が高くなる。上品になる。
言葉俗なりとも心―・りたらんは如何ばかり高尚ならまし」〈子規獺祭書屋俳話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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