打擲(読み)チョウチャク

デジタル大辞泉 「打擲」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ちゃく〔チヤウ‐〕【×擲】

[名](スル)打ちたたくこと。なぐること。「手にした杖ではげしく打擲する」
[類語]パンチ殴打袋だたき打撲

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「打擲」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ちゃく チャウ‥【打擲】

〘名〙 打ちたたくこと。なぐること。特に、御成敗式目では刑事犯罪の一つに数えられている。〔御成敗式目(1232)〕
歌舞伎傾城壬生大念仏(1702)中「大勢立かかり髪をむしり、着(きる)物を引破り、散々にてうちゃくすれば」 〔法華経‐譬喩品〕

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