投げ遣り(読み)ナゲヤリ

デジタル大辞泉 「投げ遣り」の意味・読み・例文・類語

なげ‐やり【投げ遣り】

[名・形動]物事をいいかげんに行うこと。成り行きまかせにすること。また、そのさま。「投げ遣り態度」「商売投げ遣りにする」
[補説]この意味で「投げ槍」と書くのは誤り。
[類語]安易いい加減適当生半可ぞんざいでたらめちゃらんぽらん甘い手ぬるい生ぬるい甘っちょろい手軽てがる安直杜撰ずさん放漫漫然閑却等閑とうかんなおざりお座なりおろそかゆるがせ粗末易きに付く行きあたりばったり無責任飽きるうんざり桐壺源氏隠公左伝人任せ天道任せ運任せ風任せ成り行き任せ無計画出たとこ勝負ぶっつけ本番手当たり次第片っ端からなまじなまじっかなまなかなまじい生煮え微温的不十分不完全不徹底不行き届き半端中途半端宙ぶらりん無頓着のんき能天気無関心ノンシャラン便便だらり便便のんべんだらりずぼらものぐさぐうたらだらしないしだらないぬらりくらりのらりくらりぬらくらのらくらだらだら無精ルーズぶらぶらごろごろちんたら無気力だらけるのほほん風太郎ぷうたろうその日暮らしふしだら自堕落ずるける怠ける手を抜く手抜き骨惜しみのろのろもたもたぐずぐずレイジー怠慢怠惰無為拱手きょうしゅ横着怠るサボるイージーイージーゴーイング風の吹くまま気の向くまま油を売るまったりたるむぬるま湯ぬるま湯につかる面倒臭い世話煩雑面倒厄介手数てかず手数てすう複雑煩瑣はんさ難しいうるさい煩わしいややこしいやかましいくだくだしいうっとうしいこうるさい気詰まりしち面倒しち面倒臭い難儀煩多錯雑錯綜さくそうしち難しい入り組む込み入る手が込む気が重い気が進まない気乗り薄億劫おっくう渋る大儀懶惰らんだ懈怠けたい飽き飽き世話が焼ける手が掛かる冗長繁簡ごたごたもつれる入り乱れる紛糾ごっちゃ乱雑雑然

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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