抗原性(読み)コウゲンセイ

デジタル大辞泉 「抗原性」の意味・読み・例文・類語

こうげん‐せい〔カウゲン‐〕【抗原性】

抗原となる物質抗体を特異的に認識して結合する性質

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「抗原性」の解説

抗原性

 →免疫原性

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の抗原性の言及

【抗原】より

…条件(2) できた抗体,または感作リンパ球と生体の内外で特異的に反応する(潜在)能力をもつ物質。 物質がもつ抗原としての性質は抗原性と呼ばれ,その能力の強弱は抗原性が高(強)い,低(弱)い等という。また,抗原を抗体産生を含む免疫の成立,免疫学的寛容やアレルギーを起こす能力に焦点をしぼって考えるとき,免疫原(イムノーゲンimmunogen),寛容原(トレローゲンtolerogen),アレルゲンallergenなどともいう。…

※「抗原性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android