折箸(読み)おりはし

精選版 日本国語大辞典 「折箸」の意味・読み・例文・類語

おり‐はし をり‥【折箸】

〘名〙
① (「おりばし」とも) 細く削った一本の竹や萩などを中央二つに折り曲げて箸としたもの。
※続日本後紀‐嘉祥二年(849)三月庚辰「嬰児の咳語(をさなことば)に折箸(をりはし)の、本末知らず、乱糸の乱て有れど」
神前に供えた箸を、さげて折ること。また、その箸。一般でも食後に、箸を折る習慣がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「折箸」の意味・読み・例文・類語

おり‐はし〔をり‐〕【折(り)箸】

《「おりばし」とも》1本の木の枝などを、二つに折り曲げて作った箸。

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