デジタル大辞泉 「抜き乱る」の意味・読み・例文・類語 ぬき‐みだ・る【抜き乱る/▽貫き乱る】 [動ラ四]つらぬいている緒を抜き取って玉を散らす。「―・る人こそあるらし白玉の間なくも散るか袖のせばきに」〈古今・雑上〉[動ラ下二]つらぬいている緒が抜けて、玉が乱れ散る。「―・れ散るか白玉白妙の衣手涼し布引の滝」〈壬二集〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例