披見(読み)ヒケン

デジタル大辞泉 「披見」の意味・読み・例文・類語

ひ‐けん【披見】

[名](スル)手紙文書などを開いて見ること。「書状披見する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「披見」の意味・読み・例文・類語

ひ‐けん【披見】

〘名〙
① ひらいて見ること。
聖徳太子伝暦(917頃か)上「太子焼香披見。日別一二巻。至冬一遍了」
平家(13C前)四「南都大衆、此状を披見して、やがて返牒をおくる」
② 見ること。また、調査すること。
高野山文書‐応永三一年(1424)三月日・鞆淵庄下司範景支状案「尚以有御不審者、以御検使御披見者也」

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普及版 字通 「披見」の読み・字形・画数・意味

【披見】ひけん

開いて見る。

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