担ぐ(読み)カツグ

デジタル大辞泉 「担ぐ」の意味・読み・例文・類語

かつ・ぐ【担ぐ】

[動ガ五(四)]
物を持ち上げて肩にのせ支える。になう。「荷物を―・ぐ」「鉄砲を―・ぐ」
自分たちの組織集団代表者地位に据えて押し立てる。祭り上げる。「最年長者を会長に―・ぐ」
からかって人をだます。一杯食わせる。「友人にうまく―・がれた」
縁起を気にする。迷信にとらわれる。「―・ぐ性分」「げんを―・ぐ」
[可能]かつげる
[下接句]後棒あとぼうを担ぐ縁起を担ぐお先棒を担ぐ片棒を担ぐ御幣を担ぐ半肩担ぐ御輿みこしを担ぐ
[類語](1担う負う負ぶう背負う背負しょ引っ担ぐ担ぎ上げる負んぶ肩車/(3欺く騙す騙し込む騙くらかすごまかす偽るたばかるかたたぶらかすはぐらかす化かす陥れる引っ掛ける出し抜く欺瞞瞞着まんちゃく一杯食わす罠に掛けるぺてんに掛ける背負い投げを食う足をすくう鼻を明かす寝首を掻く裏をかく裏の裏を行く

かた・ぐ【担ぐ】

[動ガ下二]かた(担)げる」の文語形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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