拝診(読み)ハイシン

デジタル大辞泉 「拝診」の意味・読み・例文・類語

はい‐しん【拝診】

[名](スル)診察することを、その相手を敬っていう謙譲語。謹んで診察すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「拝診」の意味・読み・例文・類語

はい‐しん【拝診】

〘名〙 診察することをへりくだっていう語。つつしんで診察すること。
江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉五「男爵は拝診(ハイシン)熟慮の後五六分間の御苦痛を忍ばせ給ふならば、手術の法も無きに非ざる旨を言上したので」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android