括り(読み)ククリ

デジタル大辞泉 「括り」の意味・読み・例文・類語

くくり【括り】

ひもなどでくくること。
複数のものを一つの範疇にまとめること。ひとまとめ。枠。「すべての事故業務上過失とする括りには無理がある」「生活習慣病という括りには入らない」
最後のまとめ。しめくくり。結末
「モノニタイテイ―ヲツケル」〈和英語林集成
袋の口をしばること。また、しばるひも。
「―ヲトク」〈和英語林集成
狩衣かりぎぬなどの袖口指貫さしぬきなどの裾口に通したひも。
くくり染め(絞り染め)にすること。
鳥獣などの翼や足などをくくって捕らえる仕掛け。わな。足緒あしお
「―をかけて鹿を捕りけるほどに」〈著聞集一六

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android