持田康典(読み)もちだ やすのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「持田康典」の解説

持田康典 もちだ-やすのり

1928- 昭和後期-平成時代の電子技術者。
昭和3年8月2日生まれ。昭和31年日本楽器製造(現ヤマハ)に入社,55年専務。LSI(大規模集積回路)を研究し,電子楽器の事業化に成功西沢潤一協力をえて,西沢発明のSIT(静電誘導型トランジスター)を実用化した。63年リコー専務,平成4年工学院大教授。19年デジタルドメイン会長に就任。石川県出身。金沢工専(現金沢大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android