精選版 日本国語大辞典 「指差」の意味・読み・例文・類語
ゆび‐さ・す【指差】
〘他サ五(四)〙
※古今著聞集(1254)二〇「その指さすかたに人をやりてみすれば」
② 指でさし示して嘲笑する。指弾する。爪弾(つまはじ)きする。非難する。後ろ指をさす。
※太平記(14C後)一九「其大逆無道の甚き事、世の悪む所人の指(ユビ)さす所也」
ゆび‐さし【指差】
〘名〙
① (後世「ゆびざし」とも) 指先でその方を示すこと。
※応永本論語抄(1420)八佾第三「孔子は其れこれを示が如きと云て、指さしせるをそれをはかりては何事共不知ほどに」
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