挙隅(読み)きょぐう

精選版 日本国語大辞典 「挙隅」の意味・読み・例文・類語

きょ‐ぐう【挙隅】

〘名〙 (「論語‐述而」の「子曰、不憤不啓、不悱不発、挙一隅、不三隅、則不復也」による) 一隅を挙げて他の三隅を知ること。ものを教えるのに、一部を知らせて全体を理解させること。〔杜甫‐壮遊詩〕

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デジタル大辞泉 「挙隅」の意味・読み・例文・類語

きょ‐ぐう【挙隅】

《「論語」述而から》一隅を挙げて他の三隅を知らせること。一部を知らせて全体を理解させること。

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