捕まる(読み)ツカマル

デジタル大辞泉 「捕まる」の意味・読み・例文・類語

つかま・る【捕まる/×掴まる/捉まる】

[動ラ五(四)]
取り押さえられて、逃げることができなくなる。とらえられる。つかまえられる。「どろぼうが―・る」「スピード違反で―・る」「先発投手が相手打線に―・る」
目的のものを探し当てたり、呼びとめたりすることができる。見つかる。「夜討ち朝駆けでも担当者が―・らない」「タクシーが―・る」
呼ばれてその場に無理にひきとめられる。「記者団に―・る」
(掴まる・捉まる)からだを支えるために手でしっかりと何かにとりすがる。「つり革に―・る」「手すりに―・る」
[類語]捕らわれる

とらま・る【捕まる/捉まる】

[動ラ四]
とらえられる。
「蜜夫をする程の男ゆゑ―・るやうな仕打ちを働かず」〈洒・一騎夜行〉
つかまる。取りつく。
「しっかりおれに―・ってゐやれ」〈伎・独道中五十三駅

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android