捧読(読み)ホウドク

デジタル大辞泉 「捧読」の意味・読み・例文・類語

ほう‐どく【×捧読】

[名](スル)目の前に高くささげ持って読むこと。「誓詞捧読する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「捧読」の意味・読み・例文・類語

ほう‐どく【捧読】

〘名〙 文書などを目の前に高くささげ持って読むこと。
本朝無題詩(1162‐64頃)四・春三首〈藤原周光〉「賜其玉章、捧読之処、魂迷股戦」
二筋の血(1908)〈石川啄木〉「勅語の捧読やら『君が代』の合唱やらが」 〔柳宗元‐謝李夷簡書〕

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普及版 字通 「捧読」の読み・字形・画数・意味

【捧読】ほうどく

拝読。唐・柳宗元〔襄陽の李夷簡尚書の委曲撫問せらるるを謝する啓〕つて存問をり、捧讀喜懼し、浪然として涕(なみだ)る。

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