捩袱紗(読み)ねじふくさ

精選版 日本国語大辞典 「捩袱紗」の意味・読み・例文・類語

ねじ‐ふくさ ねぢ‥【捩袱紗】

〘名〙 金銭などを包む時、ふくさをねじって包むこと。また、そのねじったふくさ。ひねりふくさ。ねじりふくさ。
浮世草子・好色三代男(1686)三「死料にのけて置かれし身なりし、何時の比かさる寺へ〈略〉捻帛(ネヂフクサ)に取入れられて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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