掛子塗(読み)かけごぬり

精選版 日本国語大辞典 「掛子塗」の意味・読み・例文・類語

かけご‐ぬり【掛子塗】

〘名〙 土蔵の観音扉の重なる部分に段をつけて、漆喰(しっくい)塗りにすること。〔日本建築辞彙(1906)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「掛子塗」の意味・読み・例文・類語

かけご‐ぬり【掛(け)子塗(り)】

土蔵の観音開きの扉の合わさる部分に、左右が組み合うように段をつけて漆喰しっくいを塗ること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android