掻き遣る(読み)カキヤル

デジタル大辞泉 「掻き遣る」の意味・読み・例文・類語

かき‐や・る【×掻き遣る】

[動ラ四]
髪の毛を手で払いのける。
御髪みぐしのこぼれかかりたるを―・りつつ」〈総角
隅の方へ寄せる。
「みなほかざまに火を―・りて」〈・二九八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android