出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
(鳥養鶴雄 元日本航空機開発協会常務理事 技術士(航空機部門) / 2007年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
出典 パラグライダー用語辞典について 情報
…飛行機あるいはグライダーが動力を使わないで滑空するとき,その滑空比(下がる高度Hに対して進む水平距離Sが何倍になるかを表す。すなわちS/H)は飛行機あるいはグライダーの揚抗比(揚力と抗力との比)に等しい。したがってスポイラーを立てて,揚力が減り,抗力が増せば,揚抗比,したがって滑空比が小さくなり,降下角が大きくなる。…
…一方,抗力係数CDは迎え角が小さい領域(翼型の反りによって異なり対称翼では0度)で最小になり,それより迎え角が小さくなっても大きくなっても二次曲線的に増す(図2-a)。揚力が抗力の何倍出るかを示す揚抗比(CL/CD=L/D)は,抗力係数が最小となる迎え角より若干大きい迎え角で最大になるが,その値は翼型や平面形で異なる。飛行機は,最高速度を出すには抗力係数が最小となる迎え角で,また燃料消費を減らして長距離を飛ぶには揚抗比が最大となる迎え角で飛ぶのがよい。…
※「揚抗比」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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