損がいく（読み）ソンガイク

デジタル大辞泉「損がいく」の意味・読み・例文・類語

損をする。
「自分の望通りにならなくったって元々で損は行かないのだから」〈漱石・吾輩は猫である〉

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(「ぞんがいく」とも) 損をする。不利益になる。

※雑兵物語（1683頃）上「味方は臆病神が引ついてがいに損がいくぞ」

※浮世草子・好色万金丹（1694）五「わづか五文に売ものに毛抜を入ては頭から損(ゾン)のゆく商」

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