損ずる(読み)ソンズル

デジタル大辞泉 「損ずる」の意味・読み・例文・類語

そん・ずる【損ずる】

[動サ変][文]そん・ず[サ変]
物がこわれる。また、物をこわす。「地震建物が―・ずる」「たたいて机を―・ずる」
状態などが悪くなる。また、状態などを悪くする。病気になる。「健康が―・ずる」「名声を―・ずる」「人の機嫌を―・ずる」
収益などをへらす。「不景気で利益を―・ずる」
動詞の連用形に付いて、しくじる、うっかりしそこなう、などの意を表す。「手紙を書き―・ずる」「いては事をし―・ずる」
[類語]損なう損ねる痛む壊す壊れる傷つく損傷する毀損きそんする汚損する損耗する磨損する腐る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android