デジタル大辞泉 「擂り粉木」の意味・読み・例文・類語 すりこ‐ぎ【×擂り粉木/×摺り子木】 1 すり鉢で、物をするのに用いる棒。サンショウの木が良材とされる。れんぎ。あたりぎ。すりぎ。2 《すりこぎは、使うに従って短くなるところから》少しも進歩せず、かえってだんだん退歩する人をあざけっていう語。3 《頭の形が似ているところから》僧をののしっていう語。また、転じて、人をののしっていう語。「なんだ此この―めら」〈洒・二筋道〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
食器・調理器具がわかる辞典 「擂り粉木」の解説 すりこぎ【擂り粉木/摺り子木】 すり鉢で食材をすりつぶしたり、ついたりするときに用いる木の棒。上部の握る部分が細く、下にいくほど太い。さんしょうの木が良材とされ、他に桐・柳などで作る。◇「すりぎ」「れんぎ」ともいう。また、「する」ということばを忌んで「当たり棒」ともいう。 出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報