擢用(読み)てきよう

精選版 日本国語大辞典 「擢用」の意味・読み・例文・類語

てき‐よう【擢用】

〘名〙 (「てき」は「擢」の慣用音) 特別にえらび出して用いること。選抜して採用すること。たくよう。
黄葉夕陽邨舎詩後編(1823)八・送鈴木曹長之東都「君相思擢用、独奈替人無」 〔後漢書‐公孫述伝〕

たく‐よう【擢用】

〘名〙 (「たく」は「擢」の漢音) 多くの中から抜き出して用いること。てきよう。〔布令字弁(1868‐72)〕

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デジタル大辞泉 「擢用」の意味・読み・例文・類語

てき‐よう【×擢用】

[名](スル)選抜して採用すること。たくよう。
賢材を―し」〈村田文夫・西洋聞見録〉

たく‐よう【×擢用】

てきよう(擢用)

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