支脚(読み)しきゃく(英語表記)standbein

精選版 日本国語大辞典 「支脚」の意味・読み・例文・類語

し‐きゃく【支脚】

〘名〙 人体立像が片脚に重みをかけ、他の脚を軽く遊ばせて立っているとき、重みのかかっている方の脚をいう。この立像の姿勢コントラポストという。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「支脚」の意味・わかりやすい解説

支脚
しきゃく
standbein

彫刻用語。人体表現において,身体の重みをになうほうの脚を支脚といい,他方を遊脚という。両者の力の均衡コントラポストの最も本質的要素となる。この人体の重心問題ギリシアのクラシック前期 (前 480頃) の彫刻における中心課題であった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

防府市歴史用語集 「支脚」の解説

支脚

 3個1組にして使い、土器の支えにします。甕[かめ]でものを煮るために使い、支脚で支えた甕を火にかけます。

出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android