改訳(読み)かいやく

精選版 日本国語大辞典 「改訳」の意味・読み・例文・類語

かい‐やく【改訳】

〘名〙 すでにある翻訳にさらに手を入れ、改めて翻訳しなおすこと。また、その文章や本。
※嚼氷冷語(1899)〈内田魯庵〉「魯敏孫漂流記(ロビンソンクルーソー)やドンキホテを毫(すこ)しも抄略せずに改訳(カイヤク)するのが急務である」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「改訳」の意味・読み・例文・類語

かい‐やく【改訳】

[名](スル)前に翻訳した文章に手を入れ、書きなおすこと。また、その文章や本。
[類語]翻訳訳出訳する適訳名訳抄訳直訳和訳邦訳完訳全訳誤訳意訳逐語訳対訳重訳定訳新訳初訳点訳翻案吹き替え

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android