散聖(読み)サンセイ

デジタル大辞泉 「散聖」の意味・読み・例文・類語

さん‐せい【散聖】

世俗を捨て仏門に入った人を敬っていう語。特に、布袋ほてい和尚をさす場合がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「散聖」の意味・読み・例文・類語

さん‐せい【散聖】

〘名〙 世をすてた人を敬っていう語。多く出家などにいう。また、特に布袋和尚(ほていおしょう)をさしていう場合もある。さんじょう。
明徳記(1392‐93頃か)下「さらば無極に発心して、今は何事執心有べきなれば、一向散聖の道人と成て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android