散茶舟(読み)さんちゃぶね

精選版 日本国語大辞典 「散茶舟」の意味・読み・例文・類語

さんちゃ‐ぶね【散茶舟】

〘名〙 江戸時代新吉原へ通う遊客が乗った舟。山谷舟。
※長唄・両洲隅田川名所づくし(1756)「東の遊び三国一の散茶舟(サンチャぶね)流るる水は隅田川」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android