文室大原(読み)ふんやの おおはら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「文室大原」の解説

文室大原 ふんやの-おおはら

?-806 奈良-平安時代前期の官吏
文室浄三(きよみ)の9男。文室綿麻呂(わたまろ)の父。延暦(えんりゃく)4年(785)従五位下となる。治部少輔(じぶのしょう)などをへて,10年陸奥介(むつのすけ)。鎮守副将軍をかね,征夷(せいい)にあたる。11年真人(まひと)姓をあらため三諸朝臣(みもろのあそん)の氏姓をさずかり,のち播磨守(はりまのかみ),備前守。従四位下。大同(だいどう)元年11月9日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android