文盲(読み)モンモウ

デジタル大辞泉 「文盲」の意味・読み・例文・類語

もん‐もう〔‐マウ〕【文盲】

文字読み書きができないこと。非識字。
[類語]無筆無学無知無教養浅学寡聞一文不知一文不通目に一丁字もない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「文盲」の読み・字形・画数・意味

【文盲】ぶんもう

無文

字通「文」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の文盲の言及

【識字運動】より

…非識字率は年々低くなってはいるが,地域によってちがい,1995年現在(ユネスコ統計),欧米地域,日本などではほとんど1%以下であるのに対し,アラブ,アフリカなどでは50%を超えている国も多い。20世紀最初の識字運動はソ連において,文盲が多いところには国民のための政治はないというレーニンの指導下にすすめられ,また中国では抗日戦のさなか,巡回学校・小先生(字を覚えた子どもがおとなに教える)など,さまざまな創意くふうをこらした運動が展開された。第2次大戦後,民族解放・独立の達成とともに多くの国でこの運動が展開され,キューバでは1961年を〈教育の年〉として大規模な運動が行われ,23.6%の文盲率を3.9%にまでさげ,またミャンマー(ビルマ),ベトナム,70年代後半にはイラクやエチオピアでも開始された。…

※「文盲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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