文者(読み)ぶんしゃ

精選版 日本国語大辞典 「文者」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐しゃ【文者】

〘名〙 (「ぶんじゃ」とも) 文章を巧みに書く者。文章家。能文家。また、広く学者の意に用いる。
大鏡(12C前)四「それはまことしき文者にて、御前作文には」

もん‐じゃ【文者】

〘名〙 学者。また、文章や詩歌に巧みな人。ぶんしゃ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「文者」の意味・読み・例文・類語

もん‐じゃ【文者】

学者。また、詩文に巧みな人。
「まことしき―にて」〈大鏡道隆

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android