斎祝子(読み)いつきのはふりこ

世界大百科事典(旧版)内の斎祝子の言及

【ヒメ・ヒコ制】より

…この関係にもとづいて,兄弟姉妹が政治的・宗教的支配権を分掌する支配体制ができ上がった。その典型例は,邪馬台(やまたい)国の卑弥呼(ひみこ)と男弟による共治体制,賀茂神社の斎祝子(いつきのはふりこ)とその兄弟の神官による祭祀体制などにみられる。《古事記》の狭穂彦・狭穂姫(さほびこさほびめ)の物語などもヒメ・ヒコ制を念頭におかないと十分には理解できない。…

※「斎祝子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android