斎藤弥九郎(初代)(読み)さいとう やくろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤弥九郎(初代)」の解説

斎藤弥九郎(初代) さいとう-やくろう

1798-1871 江戸時代後期の剣術家。
寛政10年1月13日生まれ。江戸の岡田十松(じゅうまつ)の門にはいり,文政9年同門の江川太郎左衛門援助神道無念流の道場練兵館を江戸飯田町にひらく。千葉周作,桃井春蔵とともに幕末三傑といわれた。門弟桂小五郎,高杉晋作ら。明治4年10月24日死去。74歳。越中(富山県)出身。名は善道。字(あざな)は忠卿。号は篤信斎。
格言など】何事も人並以上にはげまなければ,人の上には出られぬ

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android