デジタル大辞泉
「断片化」の意味・読み・例文・類語
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断片化
だんぺんか
fragmentalization
社会学用語。多数の部分が有機的に関連をもって成り立っている社会的現実やさまざまな社会的事象から,部分を断ち切り,こまぎれ化することをさす。特に現代のマス・メディア情報の多くは資本の意思のなかで加工されており,かつマス・メディアはその大量性と同時性といった機能を生かしつつ,多様な情報を大衆に伝えるため,政治的,社会的事件を全体的脈絡から切り離して重点的,断片的に報道し,ゴシップとして興味本位に提示する。このような断片化はその場限りの消費的な刺激となり,結局政治的無関心を助長させる機能を演じることとなる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
断片化
1つのデータがハードディスクなどの複数の場所に分散して保存されている状態。フラグメンテーションとも呼ぶ。断片化は、1カ所の連続した領域に保存されていたファイルが、移動や削除を繰り返されることで起こる。たとえば、ファイルの更新により、サイズが大きくなると、今まで記録していた場所に収まりきらず、あふれた部分が別の場所に書き込まれる。そのファイルを読み書きするたびに、複数の場所にアクセスしなければならないので、アクセスの速度が遅くなる。これを解消させることを最適化、またはデフラグという。Windows には、デフラグ用のツールが標準で付属している。
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だんぺんか【断片化】
主にハードディスク内で、ファイルの書き込みや削除を繰り返すことによって、ファイルの配置が分割され不連続となること。ファイルの読み書きの速度低下を招くとされる。
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出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本」パソコンで困ったときに開く本について 情報