新井素子(読み)アライモトコ

デジタル大辞泉 「新井素子」の意味・読み・例文・類語

あらい‐もとこ〔あらゐ‐〕【新井素子】

[1960~ ]小説家東京の生まれ。本姓、手嶋。高校在学中に「あたしの中の…」で第1回奇想天外SF新人賞に佳作入選し作家デビュー。女学生話し言葉を取り入れた独特の文体で注目される。「チグリスとユーフラテス」で日本SF大賞受賞。他に「グリーン・レクイエム」「ネプチューン」「おしまいの日」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「新井素子」の解説

新井素子 あらい-もとこ

1960- 昭和後期-平成時代のSF作家。
昭和35年8月8日生まれ。16歳のとき「あたしの中の…」が奇想天外SF新人賞の佳作となる。若者の話し言葉をとりいれた独特の文体と,少女漫画ににたフィーリングのSFファンタジーが中高生の支持をえる。平成11年「チグリスとユーフラテス」で日本SF大賞。東京出身。立大卒。本名は手嶋素子。作品に「グリーン・レクイエム」「ネプチューン」など。

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