新宮晋(読み)しんぐう すすむ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「新宮晋」の解説

新宮晋 しんぐう-すすむ

1937- 昭和後期-平成時代の彫刻家
昭和12年7月13日生まれ。35年イタリアに留学。54年吉田五十八(いそや)賞。61年日本芸術大賞。同年横浜ビエンナーレ野外彫刻展で大賞。平成元年ヘンリー・ムーア大賞展で特別優秀賞。水や風の力によってうごく立体作品をつくる。大阪出身。東京芸大卒。作品に「終りのない対話」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「新宮晋」の意味・わかりやすい解説

新宮晋【しんぐうすすむ】

彫刻家。大阪生れ。東京芸大卒業後,ローマ国立美術学校で学ぶ。ヨーロッパ活動を始める。風によって自在に動き,形が変わる金属彫刻は,公園広場で人びとに親しまれている。1974年兵庫県立近代美術館で個展。作品集に《SHINGU》がある。2002年紫綬褒章受章。

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