新川源治(読み)にいかわ げんじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「新川源治」の解説

新川源治 にいかわ-げんじ

1812-1883 江戸後期-明治時代の木工芸家。
文化9年生まれ。越中(富山県)の人。稲垣碧峯(へきほう)のすすめで京都にいき,唐木(からき)細工をまなぶ。貫名海屋(ぬきな-かいおく),山本梅逸(ばいいつ)らの下絵によって彫刻し,また置時計台の唐木細工に新工夫を考案した。明治16年11月28日死去。72歳。本姓平野

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android