新新3K(読み)しんしんさんけー

知恵蔵mini 「新新3K」の解説

新新3K

若年が敬遠しがちなブラック企業などの過酷な労働環境を表す造語で、「体(Karada)を壊す・心(Kokoro)を病む・結婚(kekkon)できない」の略。1990年代に流行したブルーカラー系職種の労働環境を表す「3K(きつい・汚い・危険)」から派生したもの。IT業界における労働環境を表す「新3K(きつい・帰れない・給料が安い、または、きつい・厳しい・帰れない)」の次に登場した表現であることから「新新3K」と呼ばれる。「3K」「新3K」「新新3K」の項目それぞれ組み合わせて「6K」「7K」「9K」と形容するなど、様々なバリエーションがある。

(2018-10-30)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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