新津[市](読み)にいつ

百科事典マイペディア 「新津[市]」の意味・わかりやすい解説

新津[市]【にいつ】

新潟県中部,越後平野のほぼ中央部を占める旧市。1951年市制。中心市街は江戸時代,市場町として発達。明治以後新津油田が開発され,1906年―1917年最盛期を迎えたが,近年は衰退した。市南部には石油の里公園があり,1988年に世界館が開館した。農村部は野菜とチューリップ栽培が盛ん。交通の要衝で,信越本線羽越本線磐越西線磐越自動車道が通じ,近年宅地化が進んでいる。2005年3月白根市,豊栄市,中蒲原郡小須戸町,横越町,亀田町,西蒲原郡岩室村,西川町,味方村,潟東村月潟村中之口村新潟市へ編入。78.28km2。6万7679人(2003)。
→関連項目白新線磐越西線

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