施用(読み)しよう

精選版 日本国語大辞典 「施用」の意味・読み・例文・類語

し‐よう【施用】

〘名〙 用いること。目的にあてはめて使用すること。
空華日用工夫略集‐応安四年(1371)九月二日「読書雖多、無施用」 〔史記封禅書〕

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デジタル大辞泉 「施用」の意味・読み・例文・類語

し‐よう【施用】

[名](スル)目的に当てはめて使用すること。
「その後、この道理を普く百事に―することに進むなり」〈中村訳・自由之理

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「施用」の読み・字形・画数・意味

【施用】しよう

実施する。〔史記、封禅書〕位にきて三年、東のかた郡縣をり、~齊・魯の儒生士七十人を(め)し從はしめ、泰山に至る。~始皇此の(封禅の)議を聞くに、各乖異(くわいい)して施用しし。此れに由りて儒生を(しりぞ)け、に車を除(はら)ふ。

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