旌表（読み）せいひょう

精選版 日本国語大辞典

せい‐ひょう ‥ヘウ【旌表】

〘名〙 人の善行をほめて、広く世に示すこと。

※信長記（1622）一五上「卓行高節の者ある則(ときん)ば、これを旌表(セイヘウ)し、これを諡し、教を海外につたふと」

※西洋聞見録（1869‐71）〈村田文夫〉前「画像雕像を多く掲示して其功徳を旌表せり」 〔南史‐邵栄興伝〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

せい‐ひょう〔‐ヘウ〕【^×旌表】

［名］(スル)人の善行をほめて、世に広く示すこと。表旌。
「孝を以て称せられ洪歩十七年―せらる」〈露伴・運命〉

出典　小学館

普及版 字通

【旌表】せいひよう（へう）

善行を表彰する。〔晋書、袤伝〕濟陰の太守に轉ず。車を下りて孝悌を旌表し、賢能を禮し、庠序（学校）を興立し、後を開誘す。

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出典　平凡社「普及版 字通」