(読み)せい

精選版 日本国語大辞典 「旌」の意味・読み・例文・類語

せい【旌】

〘名〙 旗ざおの上に旄(ぼう)をつけ、さらに鳥の羽で飾った旗。また、旗の総称。〔周礼春官司常

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デジタル大辞泉 「旌」の意味・読み・例文・類語

せい【×旌】

旗竿はたざおのさきにぼうという旗飾りをつけ、これに鳥の羽などを垂らした旗。天子士気を鼓舞するのに用いる。また、の総称。

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世界大百科事典(旧版)内のの言及

【旗】より

…千葉常胤(ちばつねたね)が奥州追討にあたり源頼朝に献上した旗は,1丈2尺2幅で,その上部に伊勢大神宮,八幡大菩薩,下部に鳩2羽が白糸で縫いとられていたという(《吾妻鏡》)。旗指物【西垣 晴次】
[中国]
 〈はた〉を通称して,旗(き)あるいは旌旗(せいき)などというが,もともと〈旗〉〈旌〉ともに〈はた〉の一つの種類を表す語である。各種の旗を示す漢字は,もとよりこれにとどまらないし,金文の図象文字にも数多くみられる。…

※「旌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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