旗を巻く(読み)はたをまく

精選版 日本国語大辞典 「旗を巻く」の意味・読み・例文・類語

はた【旗】 を 巻(ま)

① かかげていた旗をおろして巻き納める。旗を絞る。
書紀(720)天武元年七月(北野本訓)「巻(はたヲまき)、皷を抱きて、倉歴(くらふ)に詣る」
戦いに敗れる。降参する。また、見込みが立たないために、中途で手を引く。
※信心録(ヒイデスの導師)(1592)二「fata(ハタ) uo(ヲ) maite(マイテ) ハイホク スル ナリ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「旗を巻く」の意味・読み・例文・類語

はた・く

旗を下ろして巻き収める。降参する。また、事を中止したり、手を引いたりする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android