日光線(読み)にっこうせん

改訂新版 世界大百科事典 「日光線」の意味・わかりやすい解説

日光線 (にっこうせん)

東北本線宇都宮駅を起点とし,今市を経て日光駅に至る40.5kmのJR東日本の営業線。日光遊覧旅客の利便をはかるため,日本鉄道会社が建設したもので,1890年6月に今市まで,同年8月に日光まで開通し,1906年国が買収して日光線となった。古くは日光周遊旅客の利用も多く東京~日光間に直通急行も運転されていたが,戦後東武鉄道との競争関係もあり,旅客は大幅に減少した。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「日光線」の解説

日光線

JR東日本が運行する鉄道路線。栃木県宇都宮市の宇都宮駅から日光市の日光駅を結ぶ。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android